【信用情報開示】カードローン審査に落ちた原因を調べる方法 JICC CIC KSC

信用情報開示とは?

信用情報、いわゆるクレジットヒストリーは、個人の信用情報のことを指しますが、これを信用情報機関が保管しています。

そして、この信用情報を元に金融機関は審査を行うのですが、審査に落ちてしまった場合にその原因をさぐるために、この信用情報を見ること、信用情報の開示をしてもらうことが可能です。

その際には、カードローン会社が加盟している信用情報機関から、自身の個人情報を開示しあてもらいましょう。

なお、開示ができるのは本人だけであり、なおかつ手数料がかかります。

また、信用情報機関は大きく分けて三つあり、申請の手順や開示された個人情報の見方が違いますので、それぞれに知っておきましょう。

JICC(日本信用情報機構)の場合

JICCの場合は、郵送、スマートフォン、窓口での請求ができます。

郵送の場合にはサイトから開示申込書を入手して、そちらと身分証明書のコピーを同封して郵送します。

スマホの場合は、専用のアプリから指示に従って行います。

専用の窓口は東京と大阪にしかなく、平日の10時から12時、13時から16時までの間のみで対応してくれます。

JICCの開示書には3種類あり、信用情報の照会を記録した「照会記録開示書」、過去5年のローンやクレジットカードの履歴が見れる「信用情報記録開示書」、金融事故について記した「信用情報記録開示書」になります。

 

CICの場合

CICは、郵送、窓口での請求の他に、WEBで請求することが出来ます。

郵送と窓口での申込みはJICCと特に変わりはありませんが、WEBでの請求時には、電話で受け付け番号を取得してから1時間以内にサイトから申し込みをしなくてはなりません。

なお、CICの開示書では返済状況を記号で記しています。

なかでもAマークと呼ばれる「A」という記号が3回以上がついていると、遅延による事故情報として記載されていることになり、それが原因で審査に落ちていると考えられます。

KSC(全国銀行個人信用情報センター)

こちらで、郵送のみでの開示請求ができるようになっています。

サイトで開示申込書を入手し、本人確認書類のコピーと、開示手数料の低額小為替証書を同封して郵送します。

こちらの場合では、残債額と入金区分での記入で記されています。

なお、KSCは銀行のローン、多額の自動車ローンや住宅ローンなどでは参照されることが多いようですが、個人のカードローンではあまり参照されないようです。

ですので、カードローンの審査に落ちた原因を調べる際には、KSCよりも他の信用除法機関から情報開示してもらった方がいいでしょう。