カードローンでお金を借りると、借りたお金以外に利息を支払わなければなりません。
利息の金額は、借りたお金の残高と適用金利によって決まりますが、カードローンの金利計算は面倒です。
より良い融資計画、返済計画を立てるためには金利計算ができるに越したことはありません。
そこで今回は、カードローンの金利計算の方法、そして簡単に計算ができる方法を紹介します。
基本は「借入残高×金利÷365×日数」
カードローンの金利計算は、基本的に「借入残高×金利÷365×日数」で行います。
カードローンの金利は「年利」で表示されていることが多いため、日割り計算をしたのちに、借入日数を乗じる必要があります。
例えば、年利18%のカードローンで30万円を30日間借りたとすると、計算式は以下のようになります。
「30万円×0.18(18%)÷365日×30日=約4,438円」
となり、利息は約4,438円となります。
※借入残高とは、借りた金額です。
実際は「残高リボルビング払い」によって金利計算が面倒に
しかし、カードローンは「残高リボルビング払い」を採用しているため、実際の計算はさらに面倒です。
残高リボルビング払いとは、借入残高に応じて毎月の返済金額が変動するという返済方式です。
初回返済時に完済できれば、上記の計算で十分なのですが、2回目以降の返済になると、初回返済後の借入残高を計算式に含めなければなりません。
初回返済後の借入残高は端数もあるため、金利計算がさらに面倒になるのです。
追加で借入すると借入残高は増えるため、さらに計算は面倒となります。
金利計算はカードローン会社の「返済シミュレーション」を活用しよう
そこでぜひ活用していただきたいのが、カードローン会社が提供している「返済シミュレーション」です。
アコムやプロミスなど、主に消費者金融業者のホームページ上で提供されています。
カードローン会社によって多少使い方が異なりますが、とっても簡単なことは変わりありません。
借入残高、毎月の返済額、返済回数の3つが入力項目となっており、すでに分かっている2項目を入力することで、知りたい残り1項目を知ることができるというものです。
例えば、返済回数が知りたければ、借入残高と毎月の返済額を入力してシミュレーションすれば、返済回数が分かります。
しかも、返済シミュレーションでは毎回返済後の借入残高や利息の支払い総額、毎回返済時に占める利息の割合なども分かるため、かなりの優れものです。
金利の上限は法律によって決められている
貸金法により、法律では金利の上限が決められています。上限以上に設定されている場合、違法ですから返さなくて良いことになっています。
トイチと言われている闇金にお金を借りてしまった場合、これに当てはまるのですが多くの嫌がらせを受けて甚大な被害を受けます。
そうなってからでは遅いので闇金からの借入は絶対にしないようにしましょう。
金利の上限
・借入金10万円以下・・・20%
・借入金100万円未満・・・18%
・借入金100以上・・・15%